新・編む夢日記

織田朝日です。よろしくお願いします。

性被害が起きたらどうするんだと言いながら、性被害を煽る卑怯な人たち。

私は入管問題に関わっています。今はあまりやっていないのですが東京入管に収容されている人の面会も活動の一環となっています。

主に知り合いが収容されたら面会をします。頼まれた場合も面会します。それは犯歴があろうがなかろうが面会はします。これは私が過去からずっと公言してきたことです。

なぜなら犯罪をした人でも刑期は終えているので犯罪者ではありません。それに犯歴があったら、入管がその人に不当な扱いをしてよいのではありません。

 

  • ことの発端。

去年2023年の時、改正入管法を通すかどうかで審議が行われていました。その最中に文春がある難民申請者のスリランカ男性Aさんのことを記事にしました。これは入管(もしくは警察)がリークしたものですが、Aさんには取材することもなく一方的なものでした。

それを維新の会の鈴木宗男議員が国会議員でありながらゴシップ記事の真偽も確かめずにそのことを発言したのでした。入管法を通したいばかりに個人が特定されるような卑劣な行為と言えます。

 

  • 入管が何をしていいというわけではない。

私は面会ボランティアなのでAさんのことも面会していました。Aさんは犯歴が二度あることもあり、入管職員にはよくいじめられていたようです。被収容者たちは職員がコロナになったことをきっかけに、被収容者の男性ブロックで58名のコロナクラスターにかかるという大惨事が起きました。ちゃんとした治療も受けられず命の危険を感じたと言う証言は多かったです。Aさんに限っては施設内でコロナに二度もかかり苦しめられました。彼はやせ細り、もう死ぬんじゃないかと言っていましたが、私にはそれが大袈裟には見えませんでした。

面会の時はよく私に、冤罪だから裁判をやり直したいとよく言っていました。もちろん本当のことは誰にもわかりません。だけど繰り返しますが刑期を終えている人です。性犯罪は許せないのは当然でも、入管がこの人をいじめていいわけでも、ましてや命を奪っていいことはありません。

 

  • いろいろな立場の人が収容される。

誤解のないように言っておきますが、収容されている人は誰もが犯歴があるわけではありません。難民として認められない人、日本人配偶者と離婚によりビザを失った人など様々です。ひとくくりにはできません。中には本当に犯罪をしたという人もいれば、冤罪だと主張し続ける人もいます。警察にいくら無実を訴えても「外国人だから裁判をすれば勝てっこない、やったことにすれば早く終わらせることができる」と検察や弁護士に言われて、その通りにしたらビザを失ってしまったと言う証言はあまりにも多いです。

 

  • 問題の写真

スリランカ人Aさんの話に戻します。ついに仮放免された日にAさんと記念撮影をしました。それをAさんにSNSに載せていいかと聞き、許可をとりました。それがだいたい2年前?のことだったと思います。

それを今になって、「性犯罪者を擁護している支援者」と私の写真を勝手に使いまわして、多くのネトウヨが私を攻撃してきました。

入管法が施行されそうなときのタイミングで意図的だと私は感じています。

言い訳するようですが、私は面会をしただけでそれ以上の支援的なものはやっていません。ですが支援をやっている人がいけないという話でもありません。悪人なら支援をうけてはいけない、友達を作ってはいけないと言うのでしょうか?犯罪者にだって人権はあるのです。

 

ネトウヨたちは「二度も性犯罪を起こしている奴だから、また再犯したらどうしてくれる」と決めつけ、私に言いがかりをつけてきます。はっきり言いますが、この人たちに言われる筋合いはありません。「どれだけ被害にあった女性が傷ついたと思っているんだ」と言ってきます。何度も言いますが、私も性犯罪はとても容認はできません。しかし、これをさも偉そうに言ってくる人は、被害者の意見をちゃんと聞いてから発言しているのでしょうか?これでは被害者を利用しているとしか思えません。

「また性被害にあう人がいたらどうしてくれる」と言いながら私に「お前が性被害に合え」「お前の娘も犠牲になれ」ど散々、言われました。どこが性被害を許せないのでしょうか?

 

こんなことを言ってくる人たちは、ジャニーズや詩織さん、DJSODAさん・・・様々な性加害問題に対して声を上げてきたのでしょうか。私には逆に被害者を叩いていた人が多かったように感じます。

 

それにあるクルド男性が赤羽駅のトイレで性加害をしたと、ネトウヨたちはその男性の顔写真を拡散しまくっていました。

私がその人は裁判で無罪だったとSNSで言い返しても「そんなの知るか、犯罪外国人は日本から出ていけ」という返事が返ってきました。ネトウヨたちにとっては事実などどうでもいいのです。弱い立場の人の写真を拡散し、イジメ続けることが楽しいのかもしれません。

 

 

誰であろうがAさんや私をつるし上げにしていい権利は誰にもありません。それは卑怯者のやりかたです。

また経験上言いますが匿名で好き勝手言っていて、いざ私が正体を突き止め会いに行くと、私の悪口を言っていた人はとたんに言い訳をしだします。もしくは下を向いて黙ってしまう。

私はいつもXで、今日はここにいる、今日はどこにいると自分の居場所をわざわざ公開していますが、ネトウヨはネットでこそ強気に私に対し攻撃してくるけど、実際に私の前に来ることはありません。そんな勇気がないのでしょうね。

今もこそこそ匿名で私の写真を拡散して中傷しまくっていますが、因果応報と言う言葉があるのでいつか自分たちに跳ね返るとは信じています。

 

この文章はネトウヨには別にわかってくれなくてもいいです。私を信じてくれている人や、この問題が良く分かっていない人に伝わればいいです。

ただ、今でも私から離れず、味方してくださる方々には心からの感謝しかありません。

 

 

 

 

おだマンガ「今年の目標」

これからは、マンガをブログに載せてアップすることにします。

プライベートも忙しいし、大切にしたい。そうなると、あまり出かけないで活動ができれば・・・と希望を抱きながらも、そんなことはできる訳ありませんね。甘いです。

でも、この問題を始めた20年前に比べたら、よっぽどパソコンを活用できる良い時代になった気もします。

とはいえ動くことも大切。無理のない程度に内でも外でも、バランスをとりながらやっていきます。

 

 

YouTubeを始めて気を付けること

https://www.youtube.com/@freeasahi

夫に、

「決してYouTubeでお金を稼ごうと思わないで」

と言われました。

私の登録数では、はなからそんなことは期待していません。

それに言いたいことはよくわかります。

視聴数かせぎに過激になったり、度を越してしまう人、いますよね。

人のわるくばかり言って、なぜか人気を得ている人もいます。

それに引き換え、私のチャンネルは入管、難民問題でかなりお堅い内容。

でも仕方ないのです、大事なことなので地道にやっていきます。

やるまでは勇気がいったし悩んでいたけど、あるネトウヨ野郎に私のデマ流されて、違うわー!!と勢いで始めてしまった。

(そいつのおかげ?)

やってみると言いたいことは止めどなくあり、なんか楽しいです。

いまいる登録してくれた方々に感謝しつつ、続けていきます。

でももっともっとたくさんの人には聞いてほしいので、まだのかたはチャンネル登録よろしくお願いします✨

道を外さすにやっていきますね。

 

 

 

 

 

無保険だと300万円・・・困った。

南米出身で仮放免の状態にあるPさん、最近は足の痛みが増してきてかなり苦しんでいる様子。

彼はすでに別の病気もボランティアで直してもらったため、もう医療関係のボランティアや無料定額診療とかも頼れない状況にある。

 

残るはカンパを集めるしかないのか・・・・?

 

かなりリスクが高いです。

病院側には300万集めないと手術には応じてもらえない、でも高額過ぎで集められなかったら、300万に満たなかったそのお金をどうすれば良いのかという問題に直面します。

 

その人の足の治療で集めておいて、別のことに使うわけにもいきません。ちょっとした病院代なら私も出すことができますが・・・300万、壁が高すぎます。

 

こんな問題は彼だけじゃないですね。ビザが出ればなんとかなるのですが、難民として認めてほしいところ。

 

クルドの高校生、肺の手術とかで無保険だから150万かかるそうです。その家族は自分たちで何とかするみたいなので私がどうこうするわけではないのですが、ご本人たちはかなり大変なことだと思います。

 

簡単に「国で手術すれば」と言う人は多いですが、人には事情があります。

できるものならとっくにそうしているので、あまり無神経に意地悪言わないでほしいですよね。もう少し、自分の立場になって考えてみてほしいです。

 

入管で暴力を受けたフィリピン女性の国賠訴訟。いよいよ証拠のビデオが出ます。

入管の暴力への抗議デモ

現在、入管職員による暴力に対して、フィリピン国籍マリベスさんが国賠訴訟をしています。

 

2020年4月、収容施設の中で約100人の女性被収容者による抗議行動が行われました。

その時に大勢の盾を持った職員による制圧でたくさんの女性が怪我をしました。マリベスさんも今でもその時の痛みが残っているそうです。

約100人の中でたった1人だけですが、マリベスさんは裁判に挑みます。

1月17日、二度目の裁判でした。

笹本弁護士は最初から証拠映像を裁判所に提出するよう入管側に訴えていました。

入管側は以前に提出したアメリカ国籍マーク・ゴードンさんの暴力シーンをYouTubeに流したことが不満だったようで、最初は出し渋っていましたが。

 

17日には

YouTubeに公開していることが、被収容者の保安上の支障があり、看過できない。マスキング、コピーガードをしてから提出をする」

 

と言いました。被収容者を傷つけておいて、保安上の支障とか上から目線だなという感じです。裁判官も、

「コピーガードとかしたって、第三者への流出は防げないよ」

と呆れ気味に言っていました。

 

でもこれで映像は出ます。女性たちの抗議行動や制圧シーンも見れることになると思います。問題はどこまで都合よくカットされてしまうのかと・・・ちょっと心配。

 

次回の裁判ではまだ映像は観れないかもしれませんが、これは多くの人に応援して、盛り上げていただきたいです。

 

第三回公判

3月25日(月)10時30分 東京地裁615法廷です。

 

どうそ傍聴をよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

続けることの大切さ。

年末からYouTubeとブログを新たに始めました。

 

ブログは必要だと思うのでいいのですが、YouTube・・・。

もし誰かに恥ずかしくないの?と聞かれればすっごくすっごく恥ずかしいです。

今さらユーチューバーかよって自分でも思います。

しかもまだ全然、人にみられていない・・・。これはイタい、アンチから馬鹿にされそうっ。

 

でもでも、続けることの大切さは身にしみてわかっているから、頑張って続けます。

 

「ある日の入管」も別にバズってもいなかったんだけど、何年もコツコツSNSにアップしていたら、ある日、理解ある編集さんに声をかけられ1冊の本になったのです。

 

今年で20年、入管や難民の問題をやってきたけど、最初はもっと知られていなかった。続けたことに少しでも意味はあったんじゃないかと思っている。

 

だからブログもYouTubeも今はあまり見られていなくても、続けていきますよ。

 

だけど少しでも多くの人に観てもらえるよう工夫も必要だよね。

アドバイスとか、リクエストとかあったらぜひ、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

クルド飯を食べながら、クルドの子供と話したこと

クルドのある家族にご飯を食べに来てと言われました。

クルドに限らずですが、各国の家庭料理を無料で食べさせてもらえるのが私のささやかな自慢です。

もうすぐ受験をむかえるクルドの子供とクルド飯を食べながら話しました。

「Xのクルド叩きを見ているが辛い。クルド人じゃないことまでクルドのせいにされている。でも、生意気なクルド人も確かにいるんだよね…。」

 

クルド人に対して迷惑を感じている住民も本当にいるだろうし、そこは否定する気はない。病院での騒ぎもインパクトが強すぎて、イヤなイメージはなかなか払拭できるものではないのだろう。

 

ただ、迷惑をかけるでもなく、真面目に生きているクルド人までも同じ目で見られるのは悲しい。

それと情報は冷静に見極めてほしい。事実と違うこと、クルド人がやっていないことまでクルド人のせいにされていることも多い。

 

クルド飯はおいしく、クルド人は情にあつい。悪いところだけでなく、そんな良いところも知っていただけたら嬉しい。